
2023年度 日創研大阪経営研究会 会長方針
日創研大阪経営研究会会長 山中 丹

【自社の存在価値を高め、経営革新への挑戦】
~仲間に寄り添い、互いが支え合い、100%黒字を目指す〜
2022年は新型コロナウィルス感染症の影響に加え、原材料の高騰、円安等により、業種に関わらず、多くの中小企業がコスト高に苦しみ、慢性的な人手不足、最低賃金の引き上げ等の影響を受け大打撃を受けました。2023年も我々中小企業は、仕入れ物価の高騰に対して、売価への転嫁ができにくく、その上に最低賃金の見直しなど、さらに生産性の悪化が懸念されます。
このような厳しい外部環境の中、私たちは、2023年もそしてその先も企業を経営していかなくてはなりません。だからこそ、この変化の時代に勝ち残る企業になるために私たちは現状に右往左往するのではなく、自社の存在価値を高め変革していくことが大切になると考えます。

これからの時代を勝ち残る企業にしていくために、私たち経営者、経営幹部は、今までのやり方、ビジネスモデルに疑問を持ち、リーダーがマインドイノベーションをして経営革新をするために学び続ける必要があります。例会に参加し、講師の話をただ聞いているだけでは、経営革新は成し遂げられません。結果を出すためには、例会での話や他企業の取り組みを学び、自社に置き換えて、実践していくことが必要です。日々学び、日々実践していくことで成果が表れ、業績向上に結びつくと考えます。
「共に学び 共に栄える」という理念のもと、集まった会員さんに寄り添い、可能思考を発揮し、私自らが先頭に立ち日々学び、日々実践してまいります。そして、会員の皆さんと共に日々学び、日々実践を通して「自社の存在価値を高め、経営革新」を成し遂げることで大阪経営研究会全体が更に向上し、共に栄えていくと確信しています。
2022年度は、会長方針として「仲間に寄り添い、互いが支えあう日創研大阪経営研究会 ~経営の原点に戻る!!利他の実践~」を掲げさせていただきました。2022年度を振り返りまして、仲間に寄り添い、互いが支えあう場の提供として新規事業や新規ビジネスモデル推進のための情報共有会の実施や委員会内での「理念と経営」経営者の会の開催など、できた部分もあったかと思いますが、全会員さんに寄り添い、互いが支えあえたかというとまだまだできることもあったのではないかと感じています。寄り添い、互いが支え合い、なにを成し遂げるのかが、大切だと感じています。2023年度は何を成し遂げるのかという部分を考えた時に、やはり業績向上、黒字化だと考えています。

仲間に寄り添い、互いが支えあい、業績向上、黒字化を目指すために2023年度は、執行部を中心に全会員さんの業績、会社の状況の把握を行い、理事役員と共に本部研修参加を推進、経営相談会の場を多く設け、他社の事例から学ぶベンチマークを通して、経営革新のヒントを得て、実践し、全会員さんの業績向上を強く推進してまいります。どんな厳しい状況においても立ち向かえる強い会社創りを全会員で目指してまいりましょう。

最後に、2023年度田舞本部会長方針は「中小企業にもう逃げ道はありません。今こそ、一つの理念「共に学び 共に栄える」に戻り、二つの目的を遵守し、コロナ問題で揺れ動く会員さんを支援する時です。支援とは甘え合う事ではありません。苦しい時こそお互いが本音で企業経営の在り方をアドバイスしあい、経営革新のために叱咤激励しあう時です。」と述べておられます。私は日創研大阪経営研究会に入会して幾度となく問題、課題を抱え、何のために経営をしているのかを見失い、前を向けなくなることがたくさんありました。そんな時に仲間の皆さんから企業経営のアドバイスをいただき、𠮟咤激励され前を向くことができました。
今、多くの会員さんがたくさんの問題で苦しんでいますが、そんな仲間に寄り添い、互いが支え合い、経営革新を成し遂げ業績向上のために叱咤激励しあい、全会員企業の黒字化100%を目指してまいります。
2023年度 日創研大阪経営研究会 活動方針
方針1) 本部研修受講を推進する
・理事・役員による学びの率先垂範、複数名での受講促進
・可能思考研修受講促進、再受講促進
・業績アップ研修受講促進
・マネジメント研修受講促進
方針2) 仲間に寄り添い、互いが支えあう場を提供する
・企業ベンチマークの開催(年4回)
・新規事業や新規ビジネスモデル推進のための情報共有会の開催
・会員さんの業績を把握したうえでの支援体制の構築(経営相談会)
・委員会内での「理念と経営」経営者の会の開催
・委員会内でのコミュニティ活動(座談会の開催)
方針3) 経営計画書作成を促進する
経営計画書作成委員会を中心に経営計画書作成率100%を目指す
方針4) 委員会がそれぞれ方針、役割に基づいた学びの場を提供する
各委員会が方針、役割を明確にして多くの学びの場を提供し、事業運営を行います。
□委員会の役割
【経営戦略委員会】
● 新規事業や新規ビジネスモデル推進のための情報共有会の開催
● 経営戦略に関する例会の開催
● 経営指標、財務の勉強会を開催
● 全国大会への参加及び会員への参加促進
● 企業ベンチマークの開催(年1回)
【経営理念委員会】
● 経営理念に関する例会の開催
● 経営理念ビジョン合宿の開催
● 特別研修への参加及び会員への参加促進
● 企業ベンチマークの開催(年1回)
【ありがとう経営推進委員会】
●「理念と経営」フリーディスカッション討論例会の開催
● ありがとう経営推進に関する例会の開催
● 会員における公式教材の導入・活用推進と実践
● 13の徳目朝礼大会への参加
● 会員拡大委員会と連携して入会トライアル(愛媛モデル)の推進
● 企業ベンチマークの開催(年1回)
【経営計画書作成委員会】
● 全会員への経営計画書作成の推進
● 経営計画書に関する会員相互の発表会の開催
● 全国経営発表大会の運営参加及び会員への参加促進
● 企業ベンチマークの開催(年1回)
【総務会員交流委員会】
● 総会・理事会の開催
● 本部研修受講促進と実践
● 準会員への可能思考研修受講促進
● 会員への案内・報告等の情報発信
● デジタルを活用した会員同士のコミュニケーション推進
● 大納会の開催
【会員拡大委員会】
● ありがとう経営推進委員会と連携して入会トライアル(愛媛モデル)の推進
● デジタルを活用した新入会員の入会促進
● 全国同日例会への参加及び会員への参加促進
方針5) 委員長方針に基づいた学び多き例会を開催する
各委員会が方針に基づいた学び多き例会を開催します。
・社会情勢に応じた参加方法を検討する
(リアル、オンライン、ハイブリッド等々)
・本部レクチャラーを最大限活用する
・例会出席率80%を目指す
方針6) 公式教材の導入を促進する
ありがとう経営推進委員会を中心に公式教材の導入率100%を目指す
委員会内での「理念と経営」経営者の会の開催
方針7) 全国経営発表大会を成功させる
主管事業である全国経営発表大会を南大阪経営研究会、
北大阪経営研究会、阪神経営研究会と共に成功させる
方針8) 全国大会in 函館、特別研修への参加を促進する
全国大会 in 函館、特別研修への参加促進を行う
方針9) 「一つの理念」「二つの目的」「三つの誓い」に共感いただける方の入会を促進する
新入会員20名のご入会を目指す