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2024年7月

2024年度7月例会「大阪経営発表大会」

7月26日(金)13:00~18:30

7月例会(大阪経営発表大会)

​場所:JEC日本研修センター江坂

​担当委員会:経営計画書委員会

参加者数66名

 7月例会は、大阪経営発表大会でした。9月に開催される全国経営発表大会のリハーサルという位置づけでは決してなく、大阪経営研究会の仲間だからこそ言える、背景を理解してのアドバイス、強い会社に、経営者になってもらいたいからこそ伝える厳しい意見を伝え合い、共に学び、共に栄えていくための学びの場を提供するというものです。JEC日本研修センターの江坂で13時から開始されました。まずは、今回、全体発表を務めていただいた中尾久美子会長の発表でした。I doグループ(税理士法人I do様、株式会社 I doコンサルティング様)の経営計画を発表いただきました。

開催の様子

“仲間”である会員企業の経営計画書の発表から学ぶ

 社員さんが協力して作り上げられた経営計画書は、日創研が目指す、社長と幹部、社員のそれぞれが能力を高め、力を発揮する三位一体の経営を実現している企業と言えるでしょう。最前列に社員さんが陣取り、熱心に中尾代表の発表を聴く姿勢に、誰もが羨ましいと感じたのではないでしょうか?また、発表から知る素晴らしい経営にアドバイスすることなんて…とついつい感じてしまいますが、流石、学び続けておられる方たちは、まさに自分の経営に対して言ってるような感覚になりつつも、もっと良くなってほしいと念じてアドバイスをされていました。このアドバイスがさらに経営計画書をブラッシュアップしていくものだと感じました。

 日創研経営研究会の経営計画書のフォーマットは、会社概要、社歴、強さ弱さ、市場環境、クロッシング、理念体系、中期経営方針、年度方針、中期利益計画、貸借対照表、損益計算書、業績一覧表という順番になっています。

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それぞれの“経営計画”の発表と愛のあるアドバイス

 全体発表の後は、5部屋に分かれての発表で、各部屋2名ずつ、合計10名が発表されます。今回発表された会員さんは、横内会員、中川会員、大久保会員、菅田会員、横手会員、桑原会員、大津会員、森会員、泉池会員、山本会員でした。何度も発表されて経営に活かされている方、また今回が初めての発表で、どういう風に作成したらいいかわからない中、経営計画書作成合宿に参加されて先輩経営者にアドバイスを受けてつくり上げた結果、ようやく発表までたどり着かれるのですが、ここで愛のある言葉をいただくことができます。

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懇談会で温かいフォロー

 18時30分に例会を終了し、目利きの銀次に移動して懇談会。発表いただいた会員さんに対して厳しい意見、アドバイスもありましたが、懇談会で、すぐにフォローするのが大阪経営発表大会の良いところです。仲間のためを思って厳しい意見、指摘をいただける環境に身をおくことで、自分とは違った視点、視野を知ること、気づくことができて、さらに経営に活かしていくことでしょう。経営計画書を作成することが目的ではありません。強い会社になるための計画書であり、会社経営、理念を実現するための羅針盤となることでしょう。各社、それぞれ作成されている計画書は、このフォーマットをそのまま使われているわけではないので、発表のためにわざわざ移し変えられているということを感じました。共通のフォーマットで学ぶことも大切ですが、そのまま作成されている経営計画書を聞いてみたいと思ったのは私だけでしょうか?ですが、非常に学びになった7月例会(大阪経営発表大会)でした。四井委員長はじめ、経営計画書委員会の皆様、発表された皆様、役割を担当いただいた皆様ありがとうございました。

記/総務委員⻑松本学

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日創研大阪経営研究会は2024年度、「事業の目的、意義を明確にし、具体的な目標を立てる~会計がわからんで経営ができるか~」という中尾会長方針のもと、共に学び共に栄えるという一つの目的に向かって学び実践しています。

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