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共に学ぶ会員企業紹介

武田 大作さん

ダイヤ自動車株式会社  統括本部長

自動車部品卸売

「地域の同業者のリーディングカンパニー」になりたいです

親子3代からなる設立66年目の会社を受け継ごうと、大阪経営研究会で学ばれている武田さん。父親が社長のダイヤ自動車に入社した当初は、会社を継ごうとはあまり思われていなかったそうです。そんな武田さんが、会社を継ごうと決心したときのエピソードや、会社の業績を回復させていったきっかけとなるターニングポイントについて語っていただきました。

私はどちらかというと叱られないように上手くこなすタイプでした

―武田さんは、後継者として大阪経営研究会に入られましたね

大阪経営研究会には、父が会員として所属していて、2017年に父から引き継ぐ形で大阪経営研究会に入会しました。
会社は66期目です。私が物心ついたときは、私の祖父にあたる先代が社長でした。父は2代目で42歳の時、社長に就任しました。私は当時中学3年生でした。
当時の父の思い出というと、庭掃除や整理整頓を黙々としている姿で、しつけに厳しい父親でした。
一つ年上の姉はそんな父に反発していましたが、私はどちらかというと叱られないように上手くこなすタイプでした(笑)。
就職を考える時期になって、自動車部品メーカーに就職して2年10か月、次に不動産屋に勤務しました。
他の会社で働いていた時は、親の会社を継ぐ気はあまりなく、どちらかというと自立したいと思っていました。

―父親の会社に入社するきっかけは?
不動産屋に3年間務めたころ、結婚を考えるようになり、父に結婚の事を相談しました。
その時父には「不動産の仕事をしていて家庭が成立するのか?」と言われました。
当時の私は不動産屋勤務でほとんど毎日休みなく夜遅くまで働いていたので、たとえ結婚しても家庭生活が成り立たないのは目に見えてました。そこで、父から「うちの会社で働かないか」と言われてました。その言葉で、「それはそうか」と思い、ダイヤ自動車に入社することにしました。

でも、まだ入社したころは、一時的に働いて、もっと良い仕事が見つかったらそちらに移ろうか、くらいに思ってました。
 

「継がなあかんねんな」と決心し、一生懸命に働くようになりました

―会社を継ごうと思うようになったのは?

会社を継ごうと思ったきっかけは、日創研の研修でした。私は、父親がすでに学んでいたことで、大学4回生の22歳でSA研修に行き、その後LT研修まで受講していました。
それがあって、ダイヤ自動車に入社して2年目で、当時の「後継者育成セミナー」を5か月間受講することになりました。
そのセミナーで講師の田舞さんに「退路を断て」「このセミナーには、後継者になるために生まれた人たちしかいない」と言われたことが心に突き刺さり、「一生懸命、父のもとで仕事をしよう」、「継がなあかんねんな」と決心し、一生懸命に働くようになりました。

後継者は、創業者のような冒険はできない。でも、周りから「ボンボン」とは言われたくない。そんな想いがあったんです。
このころの会社は、徐々に売上が下がってきてました。正直「こんな業界は嫌だ」と思いつつも、やはり「自分たちの強みを出していきたい」と模索を始めました。

―業績が回復するターニングポイントはありましたか?
営業所にはいって10年目になると、だんだん自分にもお得意様がついてきて、「自分についてきたお客様を裏切れない」と使命感みたいなものも沸いてきて、売上も増えていきました。そうして、ようやく同じ営業所の5、6人のベテラン社員さんが私を見る目が変わり、頑張りを認めてもらえ、協力してくれるようになりました。
うちは、本社営業所と、あと2つの営業所があります。本社は父がいるのでなんとか黒字、他の2つは赤字の状態だったのですが、私の営業所の成績が伸びてきたんです。すると、他の営業所もいままでは「環境のせい」とあきらめていたのが、うちの営業所の成績をみて「やればできる」に変わっていったんです。私の営業所では協力体制ができていて、営業も先をみて戦略的に動いていけるようになり、念願の大口契約が取れるようになりました。そして、会社全体でも黒字になりました。

社員さんとは「共育」の精神で共に育つを目指していきたいです

―今後はどのような会社になりたいですか?

何兆円もの規模の自動車業界全体から見たら、うちの会社の売上なんてほんの少しですが、キャパはでかい、だからやれることはいくらでもあります。今後は、「拡大路線」ではなく、「地域の同業者のリーディングカンパニー」になりたいです。今度、私は同業者の組合の会長に就任します。だから同じ業界の会社には負けたくないですよ。何かひとつ、例えば利益率でトップになりたいです。

―人財育成については、どのようにお考えですか?

社員さんとは「共育」の精神で共に育つを目指していきたいです。うちの会社の仕事は、誰でもできる仕事です。学歴が低い子もうちに入ってくる。でも、そんな彼らが「この人たちとなら、一緒に成長したい」と思える会社でありたいですね。
これからも、社員さんと一緒に成長し、一緒に幸せを追求し、共に歩んでいきたいと思っています。
 

―今日はありがとうございました。今後会社を継いで、社員さんと共に会社が益々発展することを願っております。
 

会員企業情報​

 

ダイヤ自動車株式会社 ​

所在地   大阪市福島区福島3-10-1

電話番号 06-6452-0131