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2024年1月例会

講師:株式会社ジャロック
代表取締役武澤清則氏
テーマ「組織の原点としての理念の役割
~経営の難局を乗り越えられる組織とは~」

参加者数88名

2024年度の記念すべき第⼀回⽬の事業である、1⽉例会は、株式会社ジャロックの武澤清則レクチャラーをお招きしてのレクチャラー例会として開催されました。
初めての会場であるアットビジネスセンター⼤阪梅⽥は交通アクセスもよく、良い感じの会場でした。オブザーブの皆様も多く参加されて、会場は満席。追加で椅⼦をお借りしたほどです。武澤講師の熱い講演と満席の会場で熱気に包まれた例会となりました。

開催の様子

 創業社⻑が後継準備もできないまま急逝され、後継者が廃業に追い込まれた後に、武澤⽒(当時33歳)個⼈で、2億の借り⼊れをされて会社を買い取られて進められてきた会社です。その後半年で資⾦ショートになったり、社内勉強会を導⼊し、ベテラン中堅社員3名の退職があったりするも、「技術より理念が⼤切」だと⾃分に⾔い聞かせて難局を乗り越えてこられました。

 お客様のお困りごとは「⾃社の問題であり、⾃分の問題」として、⾃分ごとにすることで組織の実⼒が⾼まっていくというお話の後で、ディスカッションを⾏いました。

 

①「⾃分の問題と思えるように、どのような⼯夫をしていますか︖」

②「組織や上司の批評、評論におわる、⾏動ができないのはなぜ︖」

 

こちらの問いに、数分間のテーブルディスカッションが⾏われ熱い語り合いとなりました。

 組織における理念の役割ということを学ぶ中で、経営理念は

①同じ⽅向、ベクトルとなる

②判断基準となる、⾏動規範

③ビジョンや戦略を⽣み出す

④経営者の⽣き⽅、⽅向性

⑤個⼈の⼠気を⾼める
⑥羅針盤の役割と改めて理念の⼤切を学び直す

ができたお話でした。

このお話の中でも「社員さんにも理想の職場がある。理想とはどういうこと︖」というディスカッションをしました。

会社と社員さんのビジョンはどうなのか︖経営者として経営センスや共感⼒はどうなのか︖そういうことを問う、良い時間となりました。

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講師:武澤清則氏

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ディスカッション中の熱気に包まれた会場

玉元副委員長から記念品の贈呈

武澤講師からは、皆さんと学びたいこととして以下の4つをお伝えいただきました。

 

①今の業績が経営者の実⼒・組織の実⼒、競争激化が予想される時代にどうしていくか

②我社の経営難局を乗り越えるスタンスの変化我社の体験談、個⼈から組織⼒へ

③経営の難局を乗り越える組織の実⼒(組織ケイパビリティ)を⾼めるとは

④社員さんも願っている「⾃⼰成⻑したい、⼈の役に⽴ちたい」

私が特に印象に残っているのが、まとめの部分でのお話でした。
仕事を通した体験が経営理念の浸透となり、そして、すべての社員さんは会社の役に⽴ちたいと思っている、ということをお聴きした時に、⾃分はそういう⾵に信じて⾒てきたのだろうか︖どこかで信じてやってきていない⾃分がいるのではないか︖と気づきを得ました。

記/総務委員⻑松本学

進行:森川会員

趣旨説明:
細川副委員長

会長挨拶:中尾会長

姫路から
全国大会のPR

日創研大阪経営研究会は2024年度、「事業の目的、意義を明確にし、具体的な目標を立てる~会計がわからんで経営ができるか~」という中尾会長方針のもと、共に学び共に栄えるという一つの目的に向かって学び実践しています。

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