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2024年2月

「理事と語る会」

会計に強くなる経営資源(人脈)をつくる
「理事と語る会」

発表:山仁薬品株式会社

広報担当:平木佳代氏 

代表取締役関谷康子氏

参加者数39名

2024年度、中尾会⻑が最も⼒を⼊れたいと考えられている事業である「理事と語る会」。会計がわからんで経営ができるか、と会⻑⽅針でも掲げられているように、中尾会⻑の強みを活かし、⽇創研⼤阪経営研究会の価値がさらに上がり、魅⼒のある素晴らしい単会にするための想いがこもっています。
理事と語る会の流れは、会員企業の⾃社発表をしてもらい、会計分析をしっかりした上で、会計からの⽬線の発表を⾏います。そして会員からのアドバイスがあり、懇談会では本⾳の質疑応答が⾏われます。

開催の様子

 中尾会⻑は稲盛和夫⽒(盛和塾)で⻑らく学ばれてきました。
その稲盛⽒はコンパ(飲み会)を⾮常に⼤切にされてきました。京セ
ラの本社や主要な事業所には必ず和室があるそうです。その和室はコ
ンパのためにつくられているということです。それだけコンパを⼤切
にされてきたのです。JALの再⽣を⼿掛けられた際も、バラバラだっ
た社内のメンバーを⼀つにまとめ、無理だと思われていたV字回復の
事業再⽣を可能にしたのは、実はこのコンパによる意識改⾰だったの
です。

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発表を真剣に聴講する会場

 稲盛流コンパはただの飲み会とは異なります。

多少⽻⽬を外すことはあっても、上司や会社の陰⼝をたたく憂さ晴らしの場ではなく、経営者と従業員、上司と部下、同僚同⼠が互いに胸襟を開き、仕事の悩みや働き⽅、⽣き⽅を本⾳で語り合う。酒を通して⼀⼈ひとりが⼈間的に成⻑し、組織を強固な⼀枚岩にすることができる、そんな飲み会なのです。
 中尾会⻑は、会計に強くなる勉強会を開催し、コンパによって会員さん同⼠が本気で語り合うことで、⾃社(⾃分)の経営資源としてほしい、そういう熱き想いが込められています。

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会計分析税理士法人I do 入谷豊弘氏(左)
会長総括中尾久美子会長(右)

 記念すべき第⼀回⽬の発表は、副会⻑である関⾕康⼦⽒が経営される⼭仁薬品㈱/⼭仁産業㈱様の発表でした。そして、なんと関⾕社⻑に突然指名された広報担当の平⽊佳代⽒が発表することになりました。
 平⽊⽒はメディア⽤の企画書を作成されたり、広報の窓⼝として活躍されています。後で聞いてひっくり返りそうになりましたが、実はまだ⼊社して3年しか経っていないそうです。
 メディア⽤の企画書を配布していただき、それにそって発表いただいたので、会社のことがよくわかりました。また、平⽊⽒が関⾕社⻑のことを愛されているのが本当によくわかる発表でした。

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発表:山仁薬品㈱/山仁産業㈱
広報担当:平木佳代氏

 会計分析では、税理⼠法⼈I doの⼊⾕豊弘⽒が、忙しい時期にも関わらず時間を割いて分析し、発表していただきました。
今回は初めての開催ということで、損益計算書と変動損益計算書、そして、経営安全率についてのプチ勉強会もしていただき、わかっているつもりだったけど、経営にまだまだ活かせられていない、そんな声が聞こえてくる勉強会になりました。

 

 この業界で限界利益率がこうだったら、経営安全率はこうなり、経常利益率の⽬指すべきところは何%というような⼀つの指標を⽰していただいたことが⾮常にわかりやすく、参加された会員さんのヒントになったのではないかと感じました。これが無料で聞ける勉強会はないでしょう︖


 そして何より、懇談会の中での質疑応答が勉強になりました。
少しお酒も⼊り、本⾳での質疑応答が繰り広げられました。これこそ稲盛流コンパをしたいと考えられている中尾会⻑の思うとおりの結果だったのではないでしょうか。すばらしい業績の会員企業の発表、そして会計の勉強があり、経営者、経営幹部の本⾳のぶつかり合い…理事と語る会、絶対に参加すべきです。次回は3/4(⽉)道頓堀ホテルで開催です。⼊会トライアルにも活⽤していくことを考えられています。


経営者仲間を誘って奮ってご参加ください。

記/総務委員⻑松本学

日創研大阪経営研究会は2024年度、「事業の目的、意義を明確にし、具体的な目標を立てる~会計がわからんで経営ができるか~」という中尾会長方針のもと、共に学び共に栄えるという一つの目的に向かって学び実践しています。

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