日時:2024年5月7日(火)18:00
会場:道頓堀ホテル
参加者数:42名
B/Sに特化した財務特別勉強会
ニュー資金別貸借対照表を学び語る

今回の理事と語る会は、会社発表はなく、財務特別勉強会となりました。財務に強くなることが目的です。貸借対照表に特化して学ばせていただきました。税理士法人 I doの入谷氏が今回もお忙しい時期にも関わらずお話してくださいました。2時間かかるような勉強会の内容を1時間にまとめてしていただきました。またフォローとして1卓ごとにI doの社員さんがスタンバってくださり、すかさずフォローしてくださいます。なんという豪華なサービス、学びの環境づくり。中尾会長の念いを社員さんも汲み取って実行してくださっております。毎回、毎回、お金がかかって当たり前の勉強会を提供していただいております。本当にありがとうございます。

今回は決算書1期分と電卓持参で参加いただき、通常の貸借対照表から自社の資金を分類し、分析するための対照表にしていくワークを行いました。資産の方では①現預金、②売上債権、③棚卸資産、④他流動資産、⑤固定資産、⑥繰延資産、負債・純資産の部では⑦仕入債務、⑧短期借入金、⑨他流動負債、⑩長期借入金等、⑪他固定負債、⑫資本金、⑬利益剰余金と絞って分類していきます。社員さんと一緒に参加されている会員さんも多く、「共に学び共に栄える」ということが体現された理事と語る会になっています。


1回目のワークで絞り、分類したものをさらに4つの資金に分類していきます。資金を4つに分類することで「稼いだお金がどこにあるのかを明らかにする」ことができます。
資金別の4つの分類は、①損益資金、②固定資金、③売上仕入資金、④流動資金です。それをさらに並び替えて、7つに区分したキャッシュを6段階に集計することで資金の状況がわかるようになります。これがニュー資金別貸借対照表です。



勉強会後の懇談会は参加された方の感想発表の時間です。創業からの利益を見て、どう感じているか?これからどういう風にいていきたいのか?私の会社を筆頭に、創業からの利益がマイナスの会員企業も予想以上にありました。この部分の物語を語ることが出来るのか?中尾会長が愛をもって厳しく伝えられます。
参加者の皆さんからは、初めて貸借対照表をしっかり見つめてみようと思った、愛のある決算書をつくって引き継いでくれた先代に感謝、クリーンな決算書をつくるために頑張っているという声や、わからないけど参加しているが「数字を読む」という意味がわかってきた、所属部門を異動になり、財務と真剣に向き合っていくという幹部社員さん、様々な方の発表がありました。
中尾会長から、人財のダムと財務のダムをつくること。そして入りを量りて出ずるを制すること、戒めて改善することを最後に参加社皆さんに伝えられました。
記/総務委員長 松本学
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