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2025年度10月理事と語る会

日時:2025年10月6日(月)18:00~

会場:道頓堀ホテル

発表:㈱阪上商店

代表取締役 阪上博通氏

参加者:35名

担当:総務委員会



10月の理事と語る会は、株式会社阪上商店、代表取締役 阪上博通氏の発表でした。


㈱阪上商店 阪上博通氏
㈱阪上商店 阪上博通氏

阪上博通氏(歴代会長)は塗料を売らない塗料販売店を経営されておられます。

塗料メーカーさんよりも使い方を知っておられ、塗装業者さんよりも扱い方、塗り方を熟知されているからこそできる経営ではないでしょうか?

古くから共に学んでいる方々も、阪上さんの発表は聞いたことがない!と言われ、初めての発表だったのかもしれません。

よくぼやいておられたと聞きますが、会社の方の経営は素晴らしい経営をされておられます。

自己資本比率●%超、現金等を考慮すると実質、無借金経営です。



そして、その後に、税理士法人I doの新門忠真氏が会計分析を担当してくださいました。

会計分析発表 税理士法人I do 新門忠真氏
会計分析発表 税理士法人I do 新門忠真氏

新門さんのデビュー戦は、練習通りという感じで、淡々と会計分析発表をされました。

最後には、これからも2人3脚でやっていくという言葉で締められました(笑)


その後、グループディスカッション。

業績アップ初級、上級の学びを実践され、一般的な「塗料を売る(取り次ぐ)」だけではなく、めーかーの試作品を形にして、塗り方まで指導する、メーカーのアドバイザー、相談役としてメーカーからの信頼を得ておられます。そして周辺事業である附帯品も販売されています。自社の事業でそういったことをするにあたって、どのようなことが考えられますか?

これが今回のテーマです。


学んだ事を実践され落とし込まれていることが素晴らしく、数字にも表れています。

これを自分ごとに捉えるためのディスカッションでした。


テーブルごとに代表発表を取っていきました。


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鈴木顧問からは採用の問題について触れられました。

消しゴムのような人材(磨こうとしても削れてしまっていなくなる)しか来ない時代。

会社のイメージアップを図り来てもらう人を増やしていくこと。そしてやはり人材育成は必要で、採用が大事ということを強くお伝えいただきました。

BtoBで付加価値を高めるということは難しいこと。相手から見るとコストとして見られるからであり、キーエンスくらいになりきらないといけないとお話されました。

また、事業清算という形は切腹自●、損をするだけ。

しかし、終わり方の明示を初めて見たというコメントでした。


中尾久美子会長
中尾久美子会長

中尾会長からは、業績アップ上級の時のメモを見返されて、ニッチなところ、大手がやらないところ、面倒くさいことをやる。そして利益を社員さんに還元していく。石は磨けば光らない、削ればなくなるという言葉を初めて聞いた、と衝撃を隠せない様子でした。この会社をやりませんか?と会員企業に問うとやりたいと手を挙げる人は多いはず!それくらいの強い良い会社をつくられていることに称賛と、この会の資源を再確認できたことに喜んでおられました。



懇談会もほとんどの方から感想や質疑がありました。

本部研修を学んでいる方はやはりスゴイ!

人財育成の難しさ

自分も出口、終わり方を考えている最中

経営指標のこだわりを聞きたい

どういうモチベーションで参加され続けているのか?

社員さんがいなくなって寂しくないか?

長期的な育成は大変

上級のエッセンスが入ってて、これでいけるんじゃないかという閃きが大事

塗料ではなく周辺も攻められているのが学びになった


阪上さんからは、経営はやりたいことをやるべき!この強い言葉が印象的でした。


阪上さん、ご発表ありがとうございました。

共に学ばせていただいた会員様、オブザーブの方々もご参加いただき、ありがとうございました。


記/総務委員会 松本学

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