日時:2024年4月1日(月)
会場:道頓堀ホテル
発表:㈱アンドスマイル 代表取締役 蒲ケ原裕子氏
中島礼奈氏
参加者数:36名
今回の理事と語る会も、和やかなムードで始まりました。今回は自社自慢として、株式会社アンドスマイルの中島礼奈氏と代表取締役の蒲ケ原裕子氏(当会副会長)に発表いただきました。歯科医の先生方が届きそうで届かない痒い所に手が届くサービス(歯科助手育成)を展開されています。全国トップクラスの歯科医様が顧客です。
発表を聞かせていただき、質疑応答で内容を深く知った後、税理士法人 I doの入谷氏の「プチ財務勉強会」です。今回は、「固定費のグルーピング」についての財務の勉強です。勘定科目を自社に合うようにアレンジし活用できているか、各勘定科目をグルーピングし、全体像を掴みバランスを確認できているか。自社の経費構造を明確にし経営に活かすことができているか、そのような問いかけもあり、財務について今回も深めさせていただきました。
観点を変えたお話もありました。限界利益は変動費を差し引いたものなので、言い換えると自社が生み出した付加価値であり、外部の力を借りていない真の価値であるということ。本当に勉強になりますし、刺激になります。
それから発表者の財務分析発表。決算書をオープンにしてもらい、経営状況を丸裸にした経営管理資料を見ながらの勉強会は大変価値があります。日創研さんから業績アップ研修の受講は不要と言われた経営は、会の仲間から見るとどうなのか?もちろん、資料はナンバリングされてあり、すべて回収します。仲間のそれぞれの観点で資料を読み、自社に置き換えるとどうなのか、また経営者としてどう考えて経営されているのか、自分はどうなのかを考えて深めていきます。
懇談会では、全員からのアドバイスや感想を発表していただきました。それぞれの強みがわかる熱いメッセージです。これが素晴らしいのです。中尾会長も温かいメッセージの後に、チクリと。自分がまず豊かにならないと社員さんを幸せにすることができない。経常利益率だけを見て良い経営と勘違いしないようにと刺激をいただきました。
参加者の声
蒲ヶ原副会長はご自身の過去の経験を活かし、お一人でスタートされて困難も乗り越えながら、一つひとつ確実に計画を実行し成長されてきたという発表に、とても刺激をいただきました。自分の仕事は必ず業界や社会に必要なのだとビジョンを明確にして強い念いを持つことの大切さ、それがあるからこそ行動し続けられるのだと思います。発表くださった中島さんの「社長愛」はとても素敵でした。そんな社員さんがいらっしゃることに誰もが羨ましいと感じられたのではないでしょうか。自社の社員さんとそんな関係を築くためにも、学び続けて会社も自分も成長していかなければと改めて気が引き締まる思いでした。
会計の学びでは、毎回ただ聞くだけではなく自社に落とし込み実践できる内容と無理のないボリュームで、この積み重ねが自分を成長させるのだと確信しています。学び続けて私も先輩方のように使える知識を身に付け、自社の成長に役立てていきます。
鈴木顧問からの「フロー型からストック型にならなければならい」という学びを聞きながら、自社の場合はどうだろうと、視点を変える気づきをいただきました。また、中尾会長の「まずは自分の米櫃を満たす」「決意があれば道が開ける!」というお話に、改めて『喝!』を入れていただきました
今回で4回目となる「語る会」ですが、毎回、参加者全員が本気で本音の関わりをしていて、それが実に温かい!発表からアドバイス、感想まで、全てから学びがあります。全体の参加者がまだ3分の1くらいなのがもったいないなぁと感じずにはいられません!ベテラン会員さんから新入会員まで、誰もが学べる場がここにはあり、大阪経営研究会の会員で良かったと、また今月も感じさせていただきました。ありがとうございました。
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