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2024年度6月理事と語る会

osakakeiei2020

日時:2024年6月3日(月)18:00

会場:道頓堀ホテル

発表:㈱王宮 岡愛子氏、橋本正権氏

参加者数:50名



ついに50名を超える勉強会となってきました。今回の理事と語る会の会社発表は、長くて先が見えないコロナ禍のトンネルをようやく抜けられ、過去最高の利益を出されている㈱王宮様でした。目標実現アンバサダー大会にも出られた、岡愛子氏がまず発表されました。田舞通信でも動画視聴のリンクが送られておりましたが、今回は生の声を聴かせていただくことができ、自社の、自分の使命とは何か?こんなに輝いて日々過ごせているのか?と自問自答する発表でした。入社6年目の社員さんがここまで自社のことを熱く、そして素直に語れるでしょうか。㈱王宮様の人財育成の成果をまざまざと実感する発表でした。岡さん、お忙しい中、ありがとうございました。



ひと月にかかる固定費の9か月分を現預金で持っていたからこそ、乗り越えられたと語る橋本正権氏。なんと●億円です。その手持ちのお金がなければ、銀行さんも出口の見えない感染症のパンデミックの影響で融資してくれなかったそうです。5期分の決算の数値をフルオープンにして発表していただいたので、コロナ前から現在までのリアルで、そしてありのままの命がけの経営の姿を知ることができました。そして、取り組まれていることをたくさん聴かせていただくことで、いまの自社でも何か真似して実行できることはないか?やりがいを感じる会社にしていくために何をコツコツ実行していけばいいかということを考えながらメモしていく時間となりました。



毎月、業務が多忙な中、時間を割いて財務の分析発表や、勉強会をしていただいている入谷豊弘氏。㈱王宮様の担当ということで、長い年月を並走され担当企業と向き合い、携わってこられたからこそ理解されているという内容の発表でした。「いかにキャッシュが大切か、社風と数字の一体化」この言葉が特に印象的で心に残りました。




鈴木昭彦顧問からは、経営安全率が●%であろうと大丈夫ということはないのあではないか?という問いかけがありました。リーマンショック、新型コロナウイルスパンデミック、安全な事なんかはなかったでしょう?と。いろんなことを学び、活かして備えていく必要がありますね。また、様々な取り組みの事例を聴く中で、「今のウチじゃ無理!」ということから、「やってみよう!」という姿勢が大切と仰いました。小さな行動の積み重ねこそが、他社が真似することが出来ない最大の強みの根幹、基底になるということを感じました。



中尾会長から㈱王宮さんの経営は大きく3つ、①透明な経営(コロナ禍でも全体会議で数字をオープンにし続けた)、②キャッシュベースの経営の実践、③筋肉質の経営(固定費は増えていない)、こういうことが経常利益20%を超える経営の土台になっていると仰いました。自分自身で会計にどのような哲学を持つのか?学びを積み重ねていけば、経営に活かすことができると熱く伝えられ、閉会となりました。その後の懇談会は、発表者の岡さんが質疑応答に真摯にお答えいただき、「生」の社員さんの声に参加された方、それぞれが考える、ヒントになる大変良い時間となりました。      

記/総務委員長 松本学



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